父の目、母の目

子どもに何かトラブルがあると、
私はぐっと苦しくなる、
シンクロしてしまう。

子ども以上に悲しんでどうする、取り乱してどうする、
と思う。
親でもどうにかしようがないことが、
思春期以降は増えてくる。

それでも本人が涙を流して苦しんでいると、
どうにかできないかと思う。
トラブルになる前に、あれをしてやれば良かった、
気付いてやれば良かったとか、後悔もある。

でもトラブル処理は、
親が出て行く幕ではないし、
出て行っても何もできない。
それがもどかしい。

しかし、夫とそういうことを話し合うと、
夫はとてもドライな考え方をしていることに、
びっくりする。

突き放している、と言うか、
割り切っていると言うか。
昔はそれを無責任と思ったものだが、
子どもがこれくらい成長してくれば、
それは冷たくもないし、極めて常識的だと気がつくことになった。

子どもでも、自分とは別人格。
切り離さない方がおかしいと。
ある意味、夫の考え方なら、冷静になれるし、
自分も気が楽になる。
何もかも、保護者の責任じゃないんだ、と。

親も一緒に取り乱しても、どうにもならないことがある。
子どもの気持ちに共感するってことは、
ただ感情に流されすぎているだけなのか。
子ども本人に考えさせ、動かせないといけないとも思う。
いちいち口出しして、手を貸していたら、
子どもを甘やかして、自立させられないと。

そう思いつつも親バカだなぁと、自分でも呆れるが、
子ども達には、
毎日機嫌良く笑顔で楽しく過ごしてもらいたいと思っている。
自分の思い通りにならないことが外であればと、
ムッツリふさぎ込むことだってあるだろうけれど。

こんな心の乱れが家の中で具現化されている。
喪服や葬儀の小物、他何やら、散らかっている。
季節が変わってきているのに、
衣替えも中途半端だ。
家の中が暗くならないように、片付けて、掃除をしよう。
家族が気持ち良く生活できるようにしよう。

大きなトラブルも、子ども自身が乗り越えられると信じて、
グーッと見守る。
若いうちの失敗なら、リカバリーできる、
勉強代だと、おおらかに構える。
ありのままの子どもを受け入れる。
これが私にはとっても難しい。

もっとできるんじゃないの?と大きな欲を抱いてしまい、
あれこれ、口出し手出しをしてしまい、
うまくいかずに勝手に悩む。

トラブルも自分で処理できるだろう、と相手を信頼する。
もし相談されたら、応えよう。
応えようがないこともあるかもしれないけどさ。

過保護のカホコを見ていて、
ああいう母親にはなるまい、
と思ったが、根本は同じかもしれない。

夫の意見に少し救われた気がする。

リンゴの皮をむきながら、
がんばれーと心の中でエールを送りながら、
子どもを外の世界に送り出す。

スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

ショコラウサギママ

Author:ショコラウサギママ
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR